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昨晩は大変だった・・・の巻
昨今の住宅事情ときたら、プライバシーだので機密性の高い家が多い。
もちろん塔屋の家は見かけるが、それが暖炉に直結していることはまずない・・・
いったいどうやってプレゼントを枕元に置けばいいのだ?
情報化社会というものも手伝ってか、リアリズムな子供たちは僕の存在なんて信じちゃいない。
ため息をつきながら、ソリに荷物を積む準備をしていると、赤い鼻のルドルフが呟いた。
「やめちぇえばいいのに・・・こんなこと・・・」
確かにそうだ。
ルドルフの言うとおりだ。
9匹の中でも一番ロマンチストなキューピットがルドルフを咎めようと角で威嚇したが、
僕はそれを制して言った。
「確かにルドルフの言うことは僕も考えていたことだ・・・去年なんかは夜這いと間違われたし、あんだけ言ったのに鍵を空けている家は半分もなかったしね・・・けど、ここでやめてしまうとサラリーマンに戻らなくちゃいけないし、サンタクロース特別減税が受けられなくなる。夏に買った真っ赤なカマロのハードトップのローンだって残ってるんだ・・・」
ルドルフは僕に近づき、今度ははっきりと言った。
「やりましょうよ!今年も・・・おいらの鼻もいつも以上に光らせて見ますよ!」
僕は吸いかけのタバコを雪の中に埋めルドルフの鼻を撫でながら言った。
「ありがとうルドルフ・・・若いお前にはいつも勇気付けられる。ほら他の仲間たちを見てみろ。このイベントも馴れ合いになってしまっているし、人間の言葉すらもう理解しようともしない・・・」
僕は続けた・・・
「さあ、行こう!今年はお前が先頭に立ってソリを引くんだ・・・けどな、言うほどお前の鼻・・・役に立ってないぞ。実際・・・」
僕はそう言うと、買ったばかりのハロゲンライトをソリに装着した・・・
どうも、パラダイスやまも・・・否、ドラッグストア・カウボーイです・・・
クリスマスといったら、例のサイトで小物をたくさん作っていました。
で、できた品がこれら・・・
↓
『ガンジャミ・・・』の中に作詞しました。
目のいい人はご覧ください・・・
では、よいお年を・・・
余計な仕事が増えました。
新しいショップサイトを見つけてしまいました。
きっと、
年末は寝ません・・・
このサイトで作ってます。
↓
ステッカーやクッションまでプリントできてしまうんです。
抱き枕なんて恐ろしくて、
デザインに気を遣うでしょう・・・
だぁ~!もう年末ぢゃないですか・・・
なんか落ちつかない。
ソワソワする・・・
お腹の辺りもソワソワする・・・
ちょ、ちょっと休憩・・・
・・・・・・・・・・
「かあさん、今日も僕のお腹は健やかです。ハンキーがヨロシク言ってました。」
食事中の方には失礼いたしました。
気を取り直して僕です・・・
まぁ、そうバタバタしていても仕方がないので、昨日は出社したものの開店休業状態でプライベートなひと時を楽しみました。
知り合いの業者(一応取引先)に行って、ネットマージャンをやっている姿を見ながら軽く商談をし、ランチをご馳走になり、その人のハーレーに跨らせてもらい、その事務所のパソコンでコメント返しをし、その人の欲しそうな『T-SHIRTS』のデザインをリサーチし、その日の仕事は終了です。
そして、帰社時間を考えて買い物をすることに・・・
何となく『ダウンジャケットが欲しい』・・・
花の1970年生まれで(花かどうかは不明)、別にその頃からファッションに興味があったわけではないが、何故か僕のバイブルはその当時発刊された雑誌たち・・・
『Made in USA Vol.1~2』
『POPEYE 創刊号』
『ELLE'76』、『ESQUIRE(USA)'73』
・・・等々、レモネードなソーダポップのへヴィデューティーなものたちなのである。
ここんところ、休日の衣装はポリシーに反して『多少女性受けの良いもの』だったために、どうも首筋がむず痒く、仮面ライダーよろしくストールなどで誤魔化していた。
そこでそのアイテムを導入すれば『古き良き僕』に戻れると信じ込み、そんな衝動に至ったわけである。
早速ショッピングモール・・・
おっと、この時点でもうポリシーから大幅に道を外れてしまっているが、この際仕方がない・・・埼玉界隈をぐるぐるぐるぐる回っている僕が、その時間から渋谷の『バックド○ップ』や原宿の『プ○ペラ』に行くことは不可能だ。
駐車場も完備されて、時間が余れば昼寝もできるこういった場所が好都合なのである。
早速店内に入りはじめはジャスト・ルッキング。
おうおう!
どの店も店頭にダウンジャケットが並んでいる。
「こりゃいい!」
とばかりに片っ端から試着しまくる。
買う気あるんですよ!けど僕の御眼鏡にかなうものは君の店にはあるかな?オーラを精一杯出して、店員のサラリーマンの時間つぶしに付き合っている暇はないんだよ!攻撃を交し続けた。
とある、今は老舗となっているアメリカ系アウトドアショップに入った時のことである。
やはりこういう店はこういうテイストのものは流行り廃りに関係なく毎年出しているから品揃えもよい。
しかも、この類の店にはサイズが充実している。
僕みたいなチンチクリンな上に、苦しいくらいタイトな着こなしをするタイプには、通常のM,Lサイズしか扱っていない店では何も買えないのである。
早速、ド定番なジャケットを試着してみることに・・・
すると、店員が近寄ってきた。
「どうですか?・・・丁度いいじゃないですか!」
うんうんそうだね。
僕もそう思うよ!
これにしようかな・・・?
決めようかと脱ぎ始めたとき、店員が言った。
「今、ダウンジャケットブームなんですよ・・・あれ、誰だったっけかな?『Right ○n』のコマーシャルで・・・そうそう!V6の岡田君!!彼が着てからどの店でも爆発的な売れ方してるんですよ!」
・・・・・・・・・・
ここはその右だか左だかの店ではないし、岡田君って・・・明らかに僕よりも年上の店員がする接客トークではない訳ですよ。
仮にもここは比較的由緒正しき店なのに・・・
財布を出す寸前までいったが、僕の気持ちはすっかり萎えてしまった。
「せっかくですけど、着てみたら岡田君みたく格好良くなかったんでやめます・・・」
僕はそう言って店を出た。
やっぱりオヤジはオヤジらしく、ダウンといったら
『CRESENT DOWN WORK』
とか
『MONCELR』
着とかなきゃいけないのかな?
ちょっと予算オーバーだな・・・パソコン買ったばかりだし・・・
早速、携帯で友達のいる店に在庫確認。
「あのさ、お前のサイズ最近の子供服ブームで即完売だよ!丁度良いアウター探すよりも牛乳飲めよ!」
僕の友達は素敵なやつらばかりだ。
僕の第三次成長期を願ってくれている。
優しい時はいつも僕の周りを流れている・・・
けど、成長痛はやだな・・・
引き抜きにくい釘、この釘引き抜きにくい釘・・・
引き抜きにくいから、フニックリッ!フニックラッ!!
年末だからって、大掃除などしない。
たまたま車のシートの脇やら、シフトレバーの所謂『フレンチフライが隙間に挟まると落としたときは運転中だから危険と思い後で取ればいいやと思いながらも結局忘れ去られて後にカチンカチンのそれを発見する』ゾーンにタバコの灰がだらしなく目立っていたのが気になって、掃除機をかけたことは大掃除といわない。
自分の居場所を確保するために、書斎の通路を確保するために本棚を整理し、そこに乱雑におかれていたCD類をしまったことは大掃除には入らない・・・
掃除嫌いな自分にそんな暗示をかけながら、少しきれいになった部屋に満足し、早速缶ビールを開ける。
プシュ・・・ジャー・・・
誰だ?
振っておいたの・・・
雑巾は使うまいと決めていたのに、結局使う羽目に・・・
そんなことをしている最中、僕は懐かしいものを発見した。
それは、高校の『卒業文集』
本来こんなもの恥ずかしくて公開できないと感じる年頃なのですが、めっきり羞恥心というものをどこかに置き忘れてきた模様で、あつかましくも載せてみる事にします。
心のストロベリージュース『ニンフ』
~amour de fèe~
ある夢から覚めて、嘗て僕は美砂子が好きだったということを思い出した。
それは小学校四年生の春のことであった。
少女の瞳の中には、母と似た光があった。
心、感情は一方向に彼女へと向かっていたが、母へのものとの相違点はその頃まだ掴めていなかった。
幼い初恋であった。
美砂子の美しさは、今思うとニンフと呼ぶに等しかった・・・
廣志は小四にしては紳士過ぎた。
育ちのよい彼は、少女達に優しく、特に美砂子との会話は滑らかで、大人っぽい彼女を素直に引き立てた。
それに比べて、少女達に鑷子で掴んだカエルの腸で嫌がらせをする僕は彼のような鷹揚さに欠けていた。
だが、そんなことは同世代の少年全般に言えた。
だからそんな彼を鼠輩な奴と感じ始めた。
しかし、彼が紳士ダフニスであることに気づいた瞬間、自分が如何にも愚物のようで、ただルサンチマンな態度に未来をも恥じた。
そのことがようやく分ったとき、もう美砂子は僕の前から姿を消してしまっていた・・・
目を閉じると広い草原に僕はいた。
遠方を見ると、少女が立っている。
その風に漂うストロベリーの香りと少女の顔が、僕にこのことが夢であることを気づかせた。
二人の話が通じるところまで近づくと僕は尋ねてみた。
『君はどうして変わらないの?』
少女は八歳の時のままであった。
『この顔の年、この服の月、この髪の日の私をあなたは愛してくれたから・・・』
瞬きをすると、もう少女はいなくなってしまった。
夏に姿を消した美砂子を精霊と思い込み、その初めての恋が精霊へのものであったと考え始めたのは、最近、そう十八歳になってからである・・・
だそうです。
何がなんだかさっぱりです。
当時読んでいた本に影響され過ぎです。
これを書いた時期を思い出すと、その頃の僕が哀れでならない・・・
けどこんなことを書く時間があったら、もっと勉強しなさいと言いたい。
もう少しまともな大学に行けたろうに・・・
けど、ロマンチスタな陳家野郎はここまでで、この後僕は第二次成長期に入っていく。
第二次成長期に経験したことへの後悔の念が、よりこの頃の過去を美化し、いまだにブログへ書き続けさせているのだろう・・・
18歳の僕へ・・・
そのルサンチマンな僕はいまだに恥じているよ!
君の未来予想図はより一層酷い形に叶えられているよ・・・
まぁ、実際楽しいけどね。
「サラリーマンですが、たしなむ程度に・・・」
『後はお若いお二人で・・・』にならない、すぐさま相手の女子は仲介人に耳打ちし席を立つ瞬間である。
別にお若くもないし、お見合いなんて、後にも先にも色気付いた20代前半、歌舞伎町のパブリックバーでボッタクられたきりだ。
まぁ、今日のテーマは『お見合い』ではなく、たしなむ程度の『お仕事』の方です。
とある取引先に、
「展示品をどうにかして欲しい。」
という依頼があり、先日上野まで行ってきました。
で、話を聞いてみると、一辺約900mmの入隅にうちの商品を見栄え良く展示したいとの事・・・
本部長とか名刺に書いてあったから、そこそこ偉く、そこそこ常識もわきまえているのかと思った。
うちの商品というのは、住宅の外周りを演出するものであって、ひとつのアイテムを展示するにも最低限畳一枚分は必要である。
カタログ等の販促物だけでは伝えきれないスケールを実際に見てもらう事が目的なのである。
↑
これは会社の中でも保守的な長老派の意見。
アングラな僕がこの会社に入れたキッカケは、『アイデンティティ』と『ノリ』である。
常識的な枠に収まり次第クビになる・・・
1/15000な僕でも、赤くならなきゃいけないんだ!
『スイミー』にならなきゃ・・・
そんな訳で先週第一回のプレゼンをしてきた結果は、
「シンプル過ぎる。」
・・・失敗だ!
雑踏の中にソフィスティケイトされた空間を創ろうと、そればかりに捕われすぎていた僕の自惚れだった。
彼等の服装・会話からそれを感じとる事が出来なかった。
洗練されたものがつまらないものだということを・・・
早速僕は会社に戻り、次なる提案を考え始めた。
答えを見つけるのにたいした時間はかからなかった。
『お馬鹿を創ればいい』
自慢する訳ではないが、僕の数少ない引き出しの中にはそれがいっぱい敷き詰められていたのだ。
会社のみんなが真面目に数字と向かい合っている中、バルサやプラ板で工作を始める僕・・・
「シンナー臭ぇぞ!」
そう言った同僚の机の上にペットボトルのキャップに個分けしたうすめ液をお供えし、軽く手を合わせた後、材料を持って喫煙所へと向かった。
馬鹿が形になり始めた頃、携帯が鳴った。
今回の経緯を黙って傍観していただけの中間業者の担当からだ。
「今回の展示の経費の件ですが、先方予算が無いようでうちと御社での協賛となりますが、大丈夫でしょうか?」
・・・・・・・・
少し溜めはあったが、僕は軽く言った。
「大丈夫くない。」
電話を切り、作った箱庭を軽く潰した・・・
資材等のハードな部分は協力できる。
けど、何の考えもないお客に対して考えるソフトな部分の代価はこちらから請求しづらいにせよ、トータルで何とかする意思が欲しい。
買い手主義な化石な思想は何の契約も成り立たない。
ただ僕はサラリーマン・・・
決められた枠にも華麗に収めて差し上げましょう。
予算がないなら紙媒体で我慢しなさい!と云わんばかりにチラシを沢山作る作戦にスイッチした。
そして裏には僕の詩を刻みましょう。
『畳半分のアンソロジー』をこっそり楽しみます。
あ!
パラダイス山本がそろそろグリーンランドに向かいますね?
僕も将来サンタクロースになりたい。
そんな仕事をたしなむのも『オツ』ですよね?
メリークリスマスタ・・・