こよみ
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最古だよ!
2007/02/26 (Mon)
そのそれだけでも悪夢の続きです。
すっかり気分もLowになった僕は、逃げるように彼女達の店を出て池袋駅に向かった。
「ラーメン奢るから・・・」
のお誘いも振り切って。
終電前の電車にも間に合ったし、板橋からは座ることもできた。
アルコールは第壱話の事件で、全然違うところに吸収されてしまったが、疲労感だけは残り、すっかり寝てしまった。
正確に言うと寝たと思った次の瞬間、肩を叩かれた。
「ごめん・・・今日は会社休む・・・」
寝ぼけた僕がそんなこと言ったか、言わなかったかは別として、川越にいるというのは事実だった。
「終点ですよ!」
駅員の優しい言葉に、上り電車を探したが、もうそれはないらしい。
仕方なく、駅を出て歩き始めた。
何故かその日は、妙に『帰らなくてはいけない!』という強迫観念に襲われた。
漫画喫茶で時間を潰すもよし、ビジネスホテルに泊まるもよし、選択肢はいくつかあった筈だが、何故か普段車で走っている道を家路まで辿っていた。
途中、ラッキーなことに自転車が捨ててあった。
偶然・・・
僕はそれに跨り、再び家路へ・・・
以前、学生の頃、八王子の大学まで自転車で行ったこともあるから、別に苦にならないと思っていた。
・・・苦だった。
『何でこんなことしてるんだろう?』
って思いながらも、大宮バイパスまで辿り着く。
まだ先は長いがとりあえず安心だ。
信号が変わり、まず下り斜線をパス・・・中央分離帯で一息つき、信号もまだ青だったし上り斜線をパスしようとした・・・その時!
すごいスピードでトラックがこちらに向かってくる・・・
はっきりと運転席が見えた。
運転手はこちらに気づいていない!
『お願い!僕を見て!』
思った刹那・・・運転手が『はっ!』と僕の存在に気づく。
遅かった・・・
なんだか訳の分からない衝撃と共に、僕は地面に叩きつけられていた。
目を開けると、周りがボヤけてよく見えない。
次の瞬間、息が出来ない事に気づく。
吸えない・・・吐けない・・・
もっと次の瞬間、痛い・・・
さっき、ギリギリで目の合った運転手が僕を覗き込んでいる。
そして優しく僕の手を握り、
「ごめんなさい!しっかりして!!」
を繰り返す。
しっかりしようにも、立ち上がれないし、声も出ない。
でも冷静に、『あぁ・・・眼鏡がなくなったんだな?だから見えないんだな?』って思う自分もいたりした。
間も無く救急車が来て不自由な僕を搬送していった。
痛さと苦しさでどうしようもなかったが、病院に着き洋服を脱がされているときは恥ずかしくてしょうがなかった。
『パンツだけは、パンツだけは勘弁してください!』
言いたくても言えないもどかしさ・・・
初恋のそれに似ている・・・どれだよ?って話ですが・・・
麻酔もされずにあけられる穴。
管を通されている感覚がある・・・むず痒い・・・
伝えられない気持ちは初恋のそれに似ている・・・しつこい!
母親が飛んできたのを確認すると、僕は眠りについてしまった。
明け方目が覚めると僕は虫になっていた。
グレゴリー・ザムザだ!
寝ているときは気づかなかったが、動くと体中が痛い。
ギリギリの体力でボタンを押し、看護士を呼んだ。
声にならないので、辛うじて動く指先で自分を指して症状を聞こうとした。
腰の辺りにある指が自分を指すもんだから、どうやらその先は股間だ!
『股間に何をしてほしいの?』
冗談でもそんなこと言ってくれなかったが、テレパシーは通じたらしく、
「肺が片方潰れてます。そして肋骨も何箇所か折れてます。そしてオシッコですか?」
最後の部分だけ誤解している。
僕は指先で嫌々をし、さっさと引き上げてもらった。
また、しばらく眠りについてから起きると、見覚えのある男性が偉そうな男性と真面目そうな男性と一緒に枕元に立っていた。
そうか?トラックの人だ!トラッカーだ・・・
偉そうな人が僕に向かって言った。
「この度は誠にすみませんでした。全面的にご協力しますので何なりと仰って下さい。」
すると真面目そうな男性が言った。
「保険会社のものです。運転手さんを法的に訴えることも出来ますが、それはあなたの意思にお任せします。勿論、入院費、給料補償等はこちらで全面的に見させていただきます。あの・・・自転車とかの物損に関しましても全て補償いたします。」
ん?ちょっと待って!
あの自転車は僕のぢゃないよ・・・
拾った言っても誰が信じてくれようか?
何か言おうとして出そうもない声を出してみたら、以外にももう喋れるようになっていた。
「あ・・・大丈夫です。眼鏡を何とかしてください。あれ、高かったんです。」
『へ?』という表情の三人。
「訴えません。運転手さん・・・事故後僕の手ずっと握ってくれてたでしょ?あれ・・・ちょっと安心しました。」
うっすらと涙を浮かべる運転手・・・
感動よりも、仕事を取り上げられなくて済む安堵感からだろう。
美談だな・・・あえて美談にしたな?胃薬・・・
自分好きだな?
ロクにご飯も食べられずゼリーを吸っている時や、寝返りもうてず痒いところにも手が届かない時は、
「くそう!余計なこと言いやがって僕・・・」
などと後悔もしたが、仕方がない。
翌朝、少しからだが動くようになったので、シャワーを浴びたいと懇願した。
思った以上に体は動く。
お腹も空いた。
どうにか売店までは行けそうだ。
無性に食べたくなったポッキーとタバコを買い、外に出る。
ポッキーにむしゃぶりつき、タバコに火を点ける。
普通に『ふぅ~』・・・
外を歩く主治医を見つけたので、明るく挨拶・・・
「あれ?胃薬さん!タバコはまずいでしょ?ていうよりも吸ってて痛くないんですか?」
あぁ、そうだった・・・肺が一個潰れてるんだっけ?
「とにかく午後レントゲン撮るんでそれまでは控えるように!」
怒られちった。
でも、午後の検査の結果は、
「肺・・・元に戻ってますね?おかしいな・・・とりあえず今晩様子を見て明日退院しましょう。」
おかしいな?に引っかかったけど、良くなっていればそれでいい。
翌日・・・
無事退院。
1週間位は通院したが骨もなんともなく、翌週には会社復帰・・・
つえぇな・・・
事故証明を取りに警察署に行った時の事・・・
「胃薬さん、あの自転車?あなたのぢゃないですね?まぁ登録証も付いてなかったし、あなたが言う『捨ててあった!』を信じますが、もし持ち主が現れたときはもう一度調書を取りますからね?」
ツイていたと言って良いのか?バチが当たったと言って良いのか?
もうどうでも良い・・・
その後、例の保険会社から、
眼鏡代、ジーパン代、靴代、鞄代を受け取った。
「それにしても、高いもの身に付けてましたね?靴なんて請求額6万円にはビックリしました・・・」
たまたま、前にいた会社の伝手で領収書をタンマリ貰っていたのが正解だった。
身に着けていたものと言う事で、全額は無理にしても上記の補償だけで15万は出た・・・
半月分の給料補償よりも多かった・・・
ところで、例のレゲエダンサーズ、静香と未来・・・
未だ、鳴かず飛ばずで赤羽の店で働いているって事は余談・・・
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2007/02/26 (Mon)
長いから2話連続です・・・
今日も何の脈略もないログを書こうと、いつものように車を停めてパチパチ下書き。
今回のテーマは『不条理戯曲』・・・
調子良く書いていたら、ふと書き忘れていた事件を思い出してしまった。
『これぢゃ、明日死んでも死に切れねぃ!』
どうでもよくなったその戯曲を何も考えずに閉じた。
あ~あ、保存してないや・・・お蔵にも入れられなかった。
で、4年前・・・
その時僕は企業のロゴやノベルティや一部洋服のデザインをして飲み代を稼いでいた。
その日は友人が深夜番組で着る衣装の仮縫いも上がったということもあり、仕方なく夜の街に繰り出す事に・・・仕方なく・・・
というのもそのお友達、自称『ダンサー』で、自称だけあってそれだけでは食っていけない。
昼間は真面目にダンスレッスンをし、たまにイベントのバックダンサーとして踊っていたが、収入源は夜の接客業がメイン。
群馬から一緒に出てきた彼女の連れとダンスユニットを組んでいたが、鳴かず飛ばずの諦めムード。
そんなとき、たまたまイベントを見に来ていたテレビ関係者からお声がかかったという、これまたベタなお話・・・
で、次の瞬間には僕が彼女たちの衣装をデザインする羽目に・・・
「衣装くらいテレビのお仕事なんだから用意してくれるんだろ?」
そんなオファーに正直な気持ちをぶつけて逃げようとも思ったが、彼女達はレギュラーでもないし衣装も持込みだし、ただテレビに出たいという気持ちだけで悪条件全てOKしてしまったらしい。
「で?どんなのがいいの?」
「そうね・・・T君の考えられる一番イヤらしいやつ・・・」
そうか・・・こいつらは上品なレゲエダンサーだった。
それから僕は本業の合間に、考えられるエロスを沢山盛り込んだデザインを彼女たちに見せた。
「もう少し、布がないほうがいいかな?」
・・・それは裸です。
そうこうして、仮縫い(サンプル)まで辿り着いたので、その日は彼女たちの店に客半分、商談半分で出向いたのだった。
なんで?
指名しなきゃいけないんだろ?
深く考えるのはよそう・・・
僕は客だ・・・僕は客だ・・・
席に着くなり友人(仮に静香としよう)がやってきた。
「来るなら言ってよ!今日はショーがあるから指名が被ってんですけど・・・」
別に飲むだけなら静香なんか指名しない。
「とりあえずビールね。あれ?相棒は?」
「後で二人で踊るから、1時間後位かな?」
そう・・・たまにこの店で彼女達は日頃の成果をお披露目しているのだ。
ダラダラと飲んでいたら相棒(仮に未来としよう)がやってきた。
「おめぇ、来るなら言えよ・・・」
ムカつく奴等だ!
このまま帰ってもバチは当たらないだろう・・
「さっきそれ、静香から聞いた言葉だよ!とにかく飲もう。」
未来の分の場内も入れて、いよいよ商談だ。
「はい、これ・・・」
僕は鞄の中から小さい布を出した。
「何よ?・・・・あ!」
彼女たちの表情が変わった。
「うわぁ!すげっ!エロっ!!」
「とりあえず、サンプル・・・仮縫いだけどこんなんでいいかな?」
ロクに人の話も聞かないで、彼女達は興奮している。
すると、ボーイがやってきて、
「静香さん、未来さん、失礼します。」
との事。
こいつらの失礼は今に始まったわけではないけど、まぁいい。
裏に引っ込む彼女たち・・・
ん?あれ?
布がない・・・
まさか!あいつら・・・
いやな予感がした。
まぁでも、衣装に着替える前にサンプル試着するってこともあるしな?
それに僕自身酔いも手伝ってどうでも良くなっていた。
しばらくすると、重低音裏打つ場内・・・
いよいよ彼女たちの登場だ。
僕は目を疑った。
彼女達はそれを着ている。
僕の作ったそれを・・・
「ちょ!待て!まだそれはまずい・・・仮縫い・・・」
勿論僕の声は届かない。
彼女達の頭の中もトランス状態だ。
そ、そんな激しく動くな!
ま、股開くな!
あ!あ~・・・
ポロリはなかったけど、酷い絵でした。
でも、踊りきる彼女達・・・もう、プロだね?
母さん・・これは僕の過失ですかね?
事件は起こるべくして起こったんですかね?
すっかり酔いも醒めた僕の所にテヘテヘ戻ってきた彼女達・・・
「ごめん・・・衣装破いちゃった・・・」
大丈夫!今度本縫いして持ってくるから。
サイズも把握できたし・・・
そして僕は彼女達に言った。
「ブタ・・・」
でも、その日の事件はそれだけで終わらなかった。
この後、もっと大きな事件が待っているとは、誰も想像しなかっただろう・・・
だから、続く・・・
2007/02/25 (Sun)
『なのだ』だって・・・
『なのだ』?今更?
まぁ、そんなバカボンドちっくはいいとして、本題は音スランプ・・・
ローティーンの頃から、伸び悩むことなくスポンジのように吸収を続けてきた音への乾き・・・
それがさ、何だろ?
曲を聴くたびに厭らしいまでに刻む16小節。
音源を弄りたがる。
ウケを狙いにいく・・・
箱でDJやってる頃は良かった。
オリジナリティよりも大衆を意識した選曲。
人の顔色伺って音楽聴いている方がよっぽど充実していた。
それが何だ?最近の胃薬(僕のこと?)ったら・・・
レーベルに『Igusuri Fet. ほにゃらら』付けようとでもしてんのかぇ?
そこで、40を過ぎた初版マニアな会社の同僚に相談・・・
(いたんだ!うちの会社にもこんな話が出来る先輩が!)
彼は黙って『ローリングストーン誌』が相当昔発行した音楽年鑑を手渡してくれた。
そして4~5枚のCDも・・・
そのCDは誌上で全て5つ星の評価を受けていた。
要はベタなアルバムなのだ。
でも、帰りの車で聴いてみて感動したね。
ヴァン・モリソン、ボブ・デュラン、U2、ヤードバーズ、ザ・フー・・・
関連性があったりなかったりだけど、実に今の僕に響く。
中でもセカンドアルバムの『With The Beatles』なんて、
「これはいいよぅ・・・うち探せばあるし・・・」
なんていったら、先輩・・・
「帰りに聴いた方がいい!今聴いた方がいい!」
って言って強引に手渡されたのだけれど、20代前半に耳にタコが出来るほど聴いたこのリズムが今こんなに響くなんて・・・
オヤジになったのか?ここから深みが増すのか?
先輩の言い方もいい。
「黒人の曲もカヴァーしてるし・・・」
彼の中では『チャック・ベリー』はどうでもいいのだ。
『ティル・ゼア・ウォズ・ユー』
は名曲だ・・・なのだ。
なんだ?
これ?
何に響いて、何が今後どうなるのかには触れていないぞ!
・・・そう、個人で楽しめばいいんです。
さんざ、そんなの聴きまくって、
『FATBOY SLIM』
かけてみたら、・・・落ち着いた。
2007/02/22 (Thu)
僕の髪が肩まで伸びて、
肩胛骨に届くようになったけど、
(しかも外巻きで・・・)
君を迎えに行かなくてごめんね。
だって印象悪いでしょ?
君の親に・・・
80年代後期から伸ばした髪は、90年代初頭にはそんなフォークな弾き語りが似合う立派なグランジな成人男子になりました。
お気に入りのスタイルといえば、上はへヴィオンスのTシャツにストームライダー、下はタイダイのスパッツにクライミングショーツ、足元はダナーのネハレム・・・
当時も大学生は流行りものに敏感・・・ネイビーブレザーズが
「この大学は制服なのか!?」
と謂わんばかりに蔓延るキャンパス内、小心者な僕の足は大学から遠ざかる訳で、同じ穴のフリークが集まる夜の街でしかお勉強が出来なくなっていました。
いってもシャボン玉飛んだ、屋根より高い鯉のぼりまで飛んだ、東京タワーまで飛んでも誰も壊れて消えるなんて信じない時代・・・友達気取りのテケ男君達からお誘いもたまにあり、
テケ①「胃薬、今度ジュリアナ行くんだけど一緒に行かない?」
とのこと。
僕「何?徐利山特許?行く行く!あの裸のお姉さん達が扇子片手に乱れ狂うという・・・」
テケ②「けど、その格好じゃな・・・入店チェックやべーべ。」
僕「な?ドレスコードあんの?タイチョプよ!僕も君らみたいな制服持ってるから・・・」
舐めんなよ!
テケラッタにどうのこうの言われる程落ちぶれちゃあないぜぃ!
当日、僕はとりあえずモミアゲと髭の区別、というよりも顔と頭の区別をつけるべく剃刀をあてた。
久々にお天道様の下に晒された僕の肌、ちょっと血の滲むその肌にローションを塗って、今度は髪型を整える。
はい、ポニーテール・・・米神痛い。
高校時代一時期プレッピー野郎だったから持っているクレリックのシャツを着て、Leeのウェスターナを履く・・・
そんでもって、足元は『じゆんいち』チックに素足にAlden『Vチップ』。
最後にお爺ちゃんのお下がりの革のテーラードを着込み、『ドレス薬』完成・・・
出掛けに母親からの一言。
「あら?素敵ね?お爺ちゃんのジャケットもぴったりで・・・素敵ついでにその鬱陶しい尻尾も切っちゃおうかしら・・・」
気に食わないのね?ロン毛・・
「勘弁してください!デッドのツアーが終わるまではこのままでいさせてください!」
等と訳の分からない言い逃れをしてその場を切り抜けた。
その数年後、ジェリー・ガルシアの死によって一度髪を切ることになるのだが・・・
買ったばかりのシビックを蹴っ飛ばし、向かうは柴又帝釈天・・・違う、全然違う、、芝浦へ。
驚いている友達気取りを無視し、僕は颯爽と店内へ・・・
そのジョリヤマ何ちゃらに・・・
中は凄い事になっていた。
これは本来アンダーグラウンドで楽しむものだろう?って思うくらいの地獄絵図。
肩パッツな男子やら、ボディコンシャスな女子が所狭しと入り乱れる。
「お触りとかは別途料金掛かるんすかね?」
って聞きたくなるくらい。
友達気取り二人はすっかり傍観者だし(お立ち台の下で上を向いて歩いてる)、こいつらの目的は目の保養だな?って思った僕は、
「パンツ見るときはお金払うのが礼儀だよ!」
と言い、高揚した二人を残し店を出た。
こってりとしたものを食べ過ぎたような感覚だったので、とりあえず口直しとばかりに海岸方面へ向かった。
僕の好きなアンダーグラウンドのカフェに入った。
「おいおい!うちはそんな格好ぢゃ入れないよ!」
店主の優しい一声に僕はジャケットとシャツを脱ぎ答えた。
「ジョリヤマもここまではチェックしなかったぜぃ!」
中に着たスカルヘッドのタイダイTシャツを自慢げに披露した。
客が少ないのを見計らって、僕はDJブースに入った。
「これ?マイク使えんの?」
「珍しいな胃薬・・・MCだなんて。」
何も答えずCHECK!CHECK!テステステス・・・
MCなんてするもんか!
とりあえず、無難なロックをかけ捲り、タイミングの良いところであれだ!
てってって、てれれ、てってって、てれれ♪
『ジョリヤマァ~トキヲ~~~!』
店主・・・
「馬鹿ぁ!お前やめろ!ってか何気に入ってんだよ!!」
ここでする僕の態度の模範解答は・・・
・・・てへへ
肩胛骨に届くようになったけど、
(しかも外巻きで・・・)
君を迎えに行かなくてごめんね。
だって印象悪いでしょ?
君の親に・・・
80年代後期から伸ばした髪は、90年代初頭にはそんなフォークな弾き語りが似合う立派なグランジな成人男子になりました。
お気に入りのスタイルといえば、上はへヴィオンスのTシャツにストームライダー、下はタイダイのスパッツにクライミングショーツ、足元はダナーのネハレム・・・
当時も大学生は流行りものに敏感・・・ネイビーブレザーズが
「この大学は制服なのか!?」
と謂わんばかりに蔓延るキャンパス内、小心者な僕の足は大学から遠ざかる訳で、同じ穴のフリークが集まる夜の街でしかお勉強が出来なくなっていました。
いってもシャボン玉飛んだ、屋根より高い鯉のぼりまで飛んだ、東京タワーまで飛んでも誰も壊れて消えるなんて信じない時代・・・友達気取りのテケ男君達からお誘いもたまにあり、
テケ①「胃薬、今度ジュリアナ行くんだけど一緒に行かない?」
とのこと。
僕「何?徐利山特許?行く行く!あの裸のお姉さん達が扇子片手に乱れ狂うという・・・」
テケ②「けど、その格好じゃな・・・入店チェックやべーべ。」
僕「な?ドレスコードあんの?タイチョプよ!僕も君らみたいな制服持ってるから・・・」
舐めんなよ!
テケラッタにどうのこうの言われる程落ちぶれちゃあないぜぃ!
当日、僕はとりあえずモミアゲと髭の区別、というよりも顔と頭の区別をつけるべく剃刀をあてた。
久々にお天道様の下に晒された僕の肌、ちょっと血の滲むその肌にローションを塗って、今度は髪型を整える。
はい、ポニーテール・・・米神痛い。
高校時代一時期プレッピー野郎だったから持っているクレリックのシャツを着て、Leeのウェスターナを履く・・・
そんでもって、足元は『じゆんいち』チックに素足にAlden『Vチップ』。
最後にお爺ちゃんのお下がりの革のテーラードを着込み、『ドレス薬』完成・・・
出掛けに母親からの一言。
「あら?素敵ね?お爺ちゃんのジャケットもぴったりで・・・素敵ついでにその鬱陶しい尻尾も切っちゃおうかしら・・・」
気に食わないのね?ロン毛・・
「勘弁してください!デッドのツアーが終わるまではこのままでいさせてください!」
等と訳の分からない言い逃れをしてその場を切り抜けた。
その数年後、ジェリー・ガルシアの死によって一度髪を切ることになるのだが・・・
買ったばかりのシビックを蹴っ飛ばし、向かうは柴又帝釈天・・・違う、全然違う、、芝浦へ。
驚いている友達気取りを無視し、僕は颯爽と店内へ・・・
そのジョリヤマ何ちゃらに・・・
中は凄い事になっていた。
これは本来アンダーグラウンドで楽しむものだろう?って思うくらいの地獄絵図。
肩パッツな男子やら、ボディコンシャスな女子が所狭しと入り乱れる。
「お触りとかは別途料金掛かるんすかね?」
って聞きたくなるくらい。
友達気取り二人はすっかり傍観者だし(お立ち台の下で上を向いて歩いてる)、こいつらの目的は目の保養だな?って思った僕は、
「パンツ見るときはお金払うのが礼儀だよ!」
と言い、高揚した二人を残し店を出た。
こってりとしたものを食べ過ぎたような感覚だったので、とりあえず口直しとばかりに海岸方面へ向かった。
僕の好きなアンダーグラウンドのカフェに入った。
「おいおい!うちはそんな格好ぢゃ入れないよ!」
店主の優しい一声に僕はジャケットとシャツを脱ぎ答えた。
「ジョリヤマもここまではチェックしなかったぜぃ!」
中に着たスカルヘッドのタイダイTシャツを自慢げに披露した。
客が少ないのを見計らって、僕はDJブースに入った。
「これ?マイク使えんの?」
「珍しいな胃薬・・・MCだなんて。」
何も答えずCHECK!CHECK!テステステス・・・
MCなんてするもんか!
とりあえず、無難なロックをかけ捲り、タイミングの良いところであれだ!
てってって、てれれ、てってって、てれれ♪
『ジョリヤマァ~トキヲ~~~!』
店主・・・
「馬鹿ぁ!お前やめろ!ってか何気に入ってんだよ!!」
ここでする僕の態度の模範解答は・・・
・・・てへへ
2007/02/20 (Tue)
COCUE呼吸を止めて
一秒貴方
真剣な目をしたから
突き放して
蹴っ飛ばして
にゃぁららら
ロンリボーイッ!♪
こんばんは・・・
今日も紹介しようね?
彼の作品を
あの橘君の・・・
その前に『僕は嘘つき』です。
僕は僕が嘘つきだと言っていて、嘘つきな僕が嘘つきだと言っているので、僕は正直者になる・・・
一般的なパラドックスだけど、僕はこれに似たスパイラル理論にぶつかるとショートする。
屁理屈けっ!がぁ~ぺっ!
で明日も明るく過ごそう・・・
話がよこみち(よこみち)に反れそうになったら、注意してね!
では、1991年のさくしんです・・・にんっ!
一秒貴方
真剣な目をしたから
突き放して
蹴っ飛ばして
にゃぁららら
ロンリボーイッ!♪
こんばんは・・・
今日も紹介しようね?
彼の作品を
あの橘君の・・・
その前に『僕は嘘つき』です。
僕は僕が嘘つきだと言っていて、嘘つきな僕が嘘つきだと言っているので、僕は正直者になる・・・
一般的なパラドックスだけど、僕はこれに似たスパイラル理論にぶつかるとショートする。
屁理屈けっ!がぁ~ぺっ!
で明日も明るく過ごそう・・・
話がよこみち(よこみち)に反れそうになったら、注意してね!
では、1991年のさくしんです・・・にんっ!
『鳥目ハニー』
また電気が消えたよ
君の部屋を出て
名残惜しく見上げると
部屋の電気は消えている
いっしょのときも
その明るさの苦痛に
耐えていたんだね
そうだ
キャンドルを持ってゆこう
二人きりのこのときは
ほんのり灯りで十分さ
みてごらん
幻想的な灯火は
君をその苦痛から解放するよ
君は笑顔で寄ってきて
フッと一息
・・・消すんだね
一人よがりの感傷は
君の心に響かない
この真っ暗な部屋も
君の闇に比べれば
明るすぎたんだね
痛てっ
スカルのピアス
踏んじゃった・・・
また電気が消えたよ
君の部屋を出て
名残惜しく見上げると
部屋の電気は消えている
いっしょのときも
その明るさの苦痛に
耐えていたんだね
そうだ
キャンドルを持ってゆこう
二人きりのこのときは
ほんのり灯りで十分さ
みてごらん
幻想的な灯火は
君をその苦痛から解放するよ
君は笑顔で寄ってきて
フッと一息
・・・消すんだね
一人よがりの感傷は
君の心に響かない
この真っ暗な部屋も
君の闇に比べれば
明るすぎたんだね
痛てっ
スカルのピアス
踏んじゃった・・・
橘カヅヲ著
『恋ルーティン』より
『恋ルーティン』より