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熱心になると焦げますよ・・・
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こよみ
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意外と更新してるのね?
トラック何とか・・・
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ガラガラ・・・

「いらっしゃ・・お?懐かしい顔が入ってきたな!」

マスターは僕の顔を見るなり、驚いた表情でカウンターから出てきた。

「ご無沙汰してます。生きて帰ってきました。別に生き返った訳ぢゃありません。」

三年ぶりにやってきたここ東京都下町区の居酒屋に入るなり、くだらない事しか言えない自分に腹を立てながら僕はマスターの肩を叩いた。

「たまに『こまちゃん、どうしてるだろうね?』なんてママとも話をしていたんだよ。」

マスターは以前と変わらない優しい笑顔で言ってくれた。

「立ち話もなんだし、奥・・いいですかね?」

僕もありったけの作り笑いを返した。

「こまちゃん、一人?」

ママがコップに入れた生ビールを持ってきた。
駆け付け一杯だ!

以前、ここのすぐ近くに事務所を構えていて、月末になると500円玉だけ持って来てはおもむろにカウンターにそれを置き、食べられるだけの料理を振る舞ってもらっていた。
ボトルが入っていれば問題はないのだが、それも底を尽き、アルコールなく寂しそうにおしぼりでビールサーバーの結露を拭いていたら、ママがコップ一杯だけご馳走してくれた。
それ以来、何かにつけて貧乏アピールをしていたら、行く度出てくる習慣になっていた・・・

「後程2~3人来るけど、とりあえずご飯!」

僕はなるべくノスタルジックな気持ちに涙が出ないよう、前と変わらない、昨日も来てたよね?的な態度でいることにした。

白米、イカ納豆、お味噌汁、小鉢、キムチ・・・
かつてのワンコインメニューだ。

他に客も少なかった事もあって、いつもよりも早くマスターが僕の前に座った。
瓶ビール片手に自分のグラスを持って・・・

「マスター・・・胃の調子はどうなの?ちょっと太ったみたいだし、だいぶ良くなったの?」

マスターは黙って栓を抜いていたが、後ろからママが、

「絶好調で毎晩飲みすぎ、食べすぎなのよ!もう一回切ってもらおうかしらね?」

「でも良かったぢゃん!お見舞い行った時はこのまま死んぢゃうかと思ったもん。」

マスターは照れながら二杯目を注いでいた。
僕も空いたコップを突きだし、酌を催促した。


間もなく2~3人の男女が店に入ってきた。
んだ?おまえら・・・
などと思っていたら、僕の連れ合いでした。

連れ①「胃薬さん!絵文字で地図書くのやめてくれませんか?確かに来るまで猫見掛けたけど、ご丁寧に猫まで書いてあったでしょ?」

連れ②「しかも、『ここか、ここ』って・・・紛らわしい事してんなぇ!」

連れ③「・・・してんなぇ!」

なんだ?三番目・・・おまえは『お付きの者』か?

「まぁいいぢゃん!無事辿り着いたんだからさ・・・早く座んなよ。あ!マスター・・・これら、その他大勢ね?」


ここで出す焼酎は長崎の麦焼酎で、どこかの工場オリジナル・エキップメントらしく市場にはなかなか出回っていない。
麦でありながらラムにも似たその香ばしさは、ロックで飲むほどに味が際立つ。

もう一杯だけビールを飲んだらボトルを入れてみんな強制ロック・・・

連れ①「あ~何コレ?美味いッすね!」

連れ②「あたし何かで割んないとダメだったけど、コレならいけるかも!」

連れ③「・・・あたし割るんで烏龍茶貰えますか?」

なんだ?三番目・・・おまえは防波堤か?


適当に料理を頼む。
ここは毎朝マスターが築地に行っているので魚が美味い・・・?

『豚の角煮』と『エイ鰭』と『ふぐの唐揚』は外せないので注文。

「あ!そうだ!マスターあれある?『しめ鯖』・・・」

ここのしめ鯖は格別・・・・・・?

マスターはニヤニヤしながら、

「あるよ!じゃあ後はお任せでいいかな?お腹空いてる?」

連れ①「すげぇ腹減ってます。」

連れ②「もう、ペコペコ・・・美味しいモノ出してください!」

連れ③「来る前お腹空き過ぎてたんでマック行っちゃいました・・・」

なんだ?三番目・・・あ、もうやっぱいいわ・・・


「はい、しめ鯖ね・・・」

その2~3人は箸をのばした。

「美味しい・・・こんな美味しいしめ鯖ははじめて!」

なんて喜ぶ奴ら・・・


客もすっかり居なくなったので暖簾を仕舞い、マスターとママも加わり夜の宴は続いた・・・

そこでの内容はまた別の機会に書くとしよう・・・今日は疲れた・・・


ふと、何かに気付いた三人目・・・

「あれ?胃薬さん・・・しめ鯖食べないんですか?」

口を押さえて笑うマスター・・・

僕は言った。

「僕さ、鯖嫌いなんだ・・・青いし・・・」

ここでも鯖は食べられなかったのだ・・・

つぶ貝、ほや、鯵など・・刺身類は他にも沢山オススメがあるのだが、食べない・・・
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寒いし、(暖冬のくせに)
眠いし、(それは寝てないからだ)
熱っぽいし、(不健康な夜の街に身を投じるからだ)

・・・?
だ、誰だ?
いちいち合いの手入れてくる奴は・・・

気のせい?木の精?

・・・幻想的なおやじギャグだね?


確かに熱がある。
体温計を脇に挟まなくても、そこで駄目押しされなくても分かるくらいの熱がある。

寝ていればいいのだと思うが、依存すべきものがないと落ち着かない・・・

薬箱を開けてみる。
どれもこれもおなじみの気の合う仲間たちだ。

「おまえら、効き目って言葉知ってる?」

って聞きたくなるくらい僕の体に何の変化ももたらさない。

仕方ないか?
奴に電話しよう・・・

「もしもし・・・」

あ!いけねぇ・・・家電に電話しちゃった・・・
旦那が出てしまった。
これは名乗るまで不機嫌だろうな?
でも、つい不機嫌さを持続させたくなる僕がいる。

「MDKいる?」

「は?」

「君んところの『エム・ディ・ケー』だよ!」

「どちら様ですか?」

「声も忘れたのか?この日曜の午前中満喫男が!?『プリキュア5』の余韻にでも浸ってたのか?」

「あ~・・・胃薬さん?『まどか』なら買い物行ってますけど・・・」

「ごめんね、日曜の朝に・・・あのさ、ちょとばかりお願いがあるんだけど、帰ってきたら電話もらっていいかな?誤解しないでね?うちにも電話機あるから・・・そういうことぢゃないから・・・」

彼はあまり響かないタイプである。
でもいい奴だ。

「あ、そうそう・・・実家から梅干が届いたんですよ!後で持っていこうと思ったんですよね。」

「そうなの?ありがとう・・・でも、多分風邪ひいちゃってさ。でも間違っても『MDK』に風邪ひいたとか言っちゃ駄目だよ。」

「ああ・・・やつ、風邪って病気は存在しないって豪語するタイプですからね?」

「ムカつくよね?君のカミサン・・・風邪って言っちゃったほうが僕らポップな人間には都合がいいのにね?」

「人の奥さんに向かって散々ですね?ははは・・・(乾)とりあえず後でお見舞いがてらお伺いしますよ。」

「優しいね?君のほうが絶対男性にモテるよ!」

そう言って、電話を切った約5分後、携帯電話が鳴った。

「胃薬さ~ん?今日はどうしましたか?」

そのカミサンからだ・・・

「熱が出て、咳が出て、さっき吐いて、また食べて・・・拒食症かな?」

「馬鹿ね?ただの風邪よ!」

嗚呼!面白い!こういうのを響くって言うんだな?の模範解答だ。
電話の向こう側の笑い声でも証明された。


暫くしてから、ハイソサエティな夫婦が僕のマンションにやってきた。

MDK「とりあえず、明日病院行く前提でこれもってきたから・・・」

胃薬「上物?」

旦那「インフルエンザ密かに流行ってるらしいんですよ。」

MDK「さっき聞いた症状から、もしかしたらインフルエンザなのかもしれないんぢゃないかって思ったのよ。で、今熱は?」

胃薬「39度弱・・・平熱かな?」

MDK「そうね?その辺ツッコむ所ぢゃないね?これをお湯に溶かして飲んでね。絶対食後よ!」

胃薬「それは・・・もしかして流行の『タミフル』では?わっわ!嬉しいな・・・しかもドライシロップ?」

旦那「小児用ですけど・・・胃薬さん小さいから・・・」

胃薬「お前・・・大人の会話に口突っ込むなよ!持ってきた梅干でも食っとけ!」

僕らは日曜の午後のひと時を和やかな会話で過ごした。

帰り際に僕は彼女に言った。

胃薬「もしお前が死んだら僕は旦那よりも悲しむよ。絶対・・・薬をくれる人間がいなくなる。」

夫婦「はいはい・・・」


遅いランチの後、僕はポンジュースでそれを割って飲んだ。
ツーフィンガー・・・

甘味が加わりおいしゅうございました。

ジャムしよう
一緒にジャムしよう
ルールなんて何もないさ
今の気持ちをぶつけ合おう
ジャミング、ジャミング・・・

4歳になった娘に尋ねてみた
「君は今どこに行きたいのか?」と
君は言ったね?
「ユートピアに行きたい」と・・・

その国がどこにあるのかも
実際あるのかも
パパにも分からない

けど君はそこに行きたいと言う

今の環境に不満はない筈さ
けど君は将来起こりうる事に
懸念を抱いているんだね?

そんなときはとりあえず・・・

ジャムしよう
一緒にジャムしよう
ルールなんて何もないさ
今の気持ちをぶつけ合おう
ジャミング、ジャミング・・・

テレビを見ていた娘が言った
「何故あの人は鉄砲をもっているの?」と
僕は言った
「彼はギターが弾けないからさ!」と・・・

君が指一本で弾くピアノも
特異なテンポも
パパの魂を揺さぶるのさ

躓いたって構わない

試験でも発表会でもないんだ
いつまでも君の奏でる
2番目の音を待っている

さぁ!何も考えないで・・・

ジャムしよう
一緒にジャムしよう
ルールなんて何もないさ
今の気持ちをぶつけ合おう
ジャミング、ジャミング・・・
ジャミング、ジャミング・・・


て~、てれれれれれれ~れれ~
れ~、てれれれれれれ~♪

あまりテンパる事はないけど、
窮地に立たされると頭に流れる曲がある。

『G線上のアリア』ヨハン・セバスティアン・バッハ


「ちょっと!問題よ。今日来れる?」

得意先の苦手女部長(髭の跡とか無いから?)朝一番で呼び出しを受けた。

「あのぅ・・・今日本当は休みで、ちょっとやることあって会社来ただけなんですけど・・・」

精一杯訴えてみるが、

「ついでよ!来ちゃいなさいよ!!」

しつこいのはだから嫌いなんだって・・・

「ぢゃ、1時に行くよ!pmね・・・午後・・・」

うざったいな?もう・・・
遊びたいのを邪魔されるから余計腹が立つ。
※恐らく通常の36歳の腹立ち度数の32%くらい

で、行ってみた。

「胃薬君!請求書の金額と値引書の金額が違うぢゃない!!」

あ!本当だ・・・
ちょっと値引きすぎた。

「いいんぢゃないっすか?多めに引いておいたし、出血大サービスですよ!これ以上血を見ます?」

多分通じない冗談だろう・・・

「そういう問題ぢゃないでしょ?もう・・・困るのよね?経理に突っ込まれるから・・・」

ここの経理は年配のおじさんだ。
あえて僕が謝りに行く必要もなかろう・・・

「申し訳ないです。普段より次月高くしておきます。」

やっと笑ってくれた女?部長・・・

「仕方ないわね?今度から気を付けてよ!はい、これ・・・」

・・・拳大の巾着袋。

「なんすか?これ・・・おばあちゃんの知恵袋ですか?」

大体内容は判っていたが、認めたくない現実・・・

「あんたぁ~モテないのね?今日はバレンタインよ!」

なんだ?その『!』は・・・
カチンとくる・・・

「はいはい、照れ屋なもんで・・・ショコラりがとうございます。気持ちだけ受け取っておきます。」

やばい・・・ノリで余計なことを言ってしまった。

「気持ちって・・・義理に決まってるでしょ?」

あ~あ、最悪な向こうペースだ。

「ありがとうございます。大事にとっておきます。ずっと・・・」

僕は逃げるように客先を出た。
敗北感で一杯だ!
僕の倍はあろう太い指でアイアン・クローをされた気分だ!
泣きそうだ!
汚されたんだ!!

直帰します。
時間潰して街に繰り出します。

ごらん・・・パレードがゆくよ。

マーチったら、ちったたた・・・行進だ♪
アイム・ゴーイントゥ・スカーぼろフェァ~♪

作ってから30分放置したこの冷め具合がいいですね?
美味しゅうございます・・・

岸朝子談





たまにはベタなログも良いかと・・・

行儀悪いけど、何かをしながら膝の上に軽く茶碗を乗せ、スプーンで食べるのが『そぼろ流裏千家』の極意。

胃薬七則

米艶は春の如く
卵は野の花のように
肉はよき衣のように
夏は涼しく冬は暖かく(エアコンで)
刻限緩く
降っても雨の用意はぜず
一人宴に徹せよ



世界に誇るべき精神文化です。
精神障害とも紙一重ですが、よき方向へ向かって欲しいです。

茶碗は九谷焼レプリカでまとめてみました。
・・・以下適当。
アクセス数
僕の事・・・
HN:
ラスタ薬
年齢:
56
HP:
性別:
男性
誕生日:
1970/05/13
職業:
会シャイン
趣味:
パソコン苛め
自己紹介:
しまじろう?
お兄ちゃんなんだから、
はなちゃんにもドーナツ
わけてあげなさい!

え~やだよう!
発砲薬
・・・です。
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