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マリちゃん薬塗ってあげようか?
とどかない処塗ってあげようか?
大丈夫
目を瞑って塗るからさ
はずかしがらなくてもいいよ
絶対に開けないから
さあいくよ
マリちゃんのお尻に跨り
軟膏ちょっと手々に出し
さあ福笑いのはじまりだ
もっと上?
もっと右?
ほんとは目を瞑っていても分かるんだ
僕の手は背中のツブツブ感じてる
けどまず間違えるんだ
すると僕の背中に君の踵がヒットする
手加減なしだね?
少し声が出なかった
痒いの治るといいね?
紅いツブツブの治るといいね?
夏には海にいこうね?
軟膏塗った僕の手は
指紋がすっかり消えてるや
橘カヅヲ著『飯倉アムス』より
ストレスはあまり溜め込まないように・・・
僕はきっと今年も海に行かない・・・
正確に言うと、白いスニーカーを履く事が苦手です。
そんな我が儘は男の罪です・・・
それを許さないのが女の罪です・・・
アディダスの『OFFICIAL』
ナイキの『Air Force 1』
コンバースの『ALL STAR』
ニュー・バランスの『996』
上記全ては所持している白のレザースニーカーです。
殆ど履かないので白さが未だに際だっています。
けど、何故買ってしまうのか?
たぶん何となく西海岸クールな足元にそれがピッタリと信じ込んでいるからだろう・・・
実際、僕は足が小さい。
スニーカーのサイズは25.5cm以上のものを購入するが、それはスニーカー用スタイルと呼ばれるルードな格好の時に足デカに見せても許されるわけで、本来ホワイツを履きたい時は、細身のパンツを合わせたい・・・
不自然なんですよ!forced air...
で、何が言いたいの?
そうそう、炊飯釜を買ったんです・・・
銀色の・・・

炊き上がりは・・・?
最近のマシーンは何でも凄い!
お米なんて艶艶してて艶かしい。
その艶々を見ていたら、スニーカーを連想しただけです。
でもって、サッポ?
サリーに対してノッポなんて失礼でしょ?
『サッポ』は何となく中道左派的なイメージがあるが、基本アナーキーな僕には関係ないことです。

『鉄コン筋クリート』を10年前位に読んだとき、シロがゴミ箱から白いスニーカー(ベルクロのやつ)を拾い漁るシーンがあった。
それに衝撃を受けた次の日、僕はアドルフ・ダスラーの『OFFICIAL』を買った。
で今日、ルドルフ・ダスラーの古着のジャージを買った。(上記参照)
・・・10年かけて漸く納得のいく着こなしが出来そうだ。
履いた瞬間、ソールが剥がれなきゃいいが・・・
彼女はいつものように『スーパー“スーパー カブ ランブレッタ チューン”125cc』で現れた。
バービーホットラインと呼ばれる、僕らで謂う所の『TOKYO SOUTH WEAVER』に・・・
彼女のTMはそのスクーターとチェッカーフラッグのヘルメットとシューターさながらのイエローゴーグルだ。
僕はというとサレ気づいた20代前半、
ハリス生地のコートの下はアーミーニット、パンツはホワイトピケでダブルソールのサイドゴアブーツだ。
彼女は言った。
「キンクスのアナログ初版見つけた。」
僕は返事もせずに彼女のスクーターの後ろに跨り、
「踊りに行こう!」
とだけ言った・・・
スクーターを降りると僕には手持ちの煙草が無い事に気付く。
お金もないし、禁煙か?などど思っていると、
彼女が『RUNE NAITO』のスチールケースから煙草を二本取り出し、
おもむろに二本咥え、火を点ける・・・
シンメトリー火が点くと、一本を僕に渡した。
二人とも煙草を咥えたまま店に入る。
『Quadrophenia』が流れるこの店に入ると彼女が言った。
「あたしの名前は絹子・・・やばい古典な名前だけど、T君は1年前から『Nancy』って言うね?どして?」
僕は質問が嫌いだった。
けど答えてやった。
「1年前から僕はあるプロジェクトを企んでいた。それだけだよ、ナンシー・・・」
その後は、流れる曲に合わせて踊るだけだ。
彼女がトイレに行くと言う。
僕は後についた。
その太腿の『Miss You』と書かれた墨を見るためだけに・・・
「あたし、保険とか入れないのよ・・・タトゥ入れる人間は自傷癖がある恐れがあるからダメなんだって・・・」
いい事を聞いた。
僕もついこの間お尻の上部にWOODSTOCKの絵を入れようかと悩んでいた。
YAMEYOU・・・
「エロス・・・一杯おごれよ!」
彼女が言ったが、僕は一言『No Money』・・・
ブラッディ・マリーを注文する彼女・・・
僕はそれが大嫌いだ!
仕方がない、この際アルコールであればなんでもいい。
「・・・ナンシーてめぇ、タバスコ何回振った?」
彼女は黙ってダブルピースマーク・・・
彼女は優しい女性だ。
すぐにPALE ALEを持ってきてくれた。
サラリーマン風の客のリクエストが続くと僕たちのアイドルタイムだ。
とりあえずコミュニケーションをとる時間帯だ。
他愛もない話もお互いの耳には届かない・・・
すると、レイ・デイヴィスのボーカルが店内に響いた。
僕は両手拳を上に挙げ、「フォー!」っと店の中央に行こうとした。
彼女は透かさず、僕の眼鏡を外す。・・・トランスタイムだ!ケチャだ!
踊り明かすと彼女はソファに眠っていた。
僕は彼女を叩き起こし、朝焼けの街を後部座席(狭い)に跨り、彼女のアパートへと向かった。
・・・・・・・・・・
ふと目を開けると、『Undercover of the Night』が狭い彼女の部屋に流れていた。
ここがチャンスだ!
僕は彼女に尋ねた・・・
「ナンシー・・・今、ナンシー・・・」
「あんた・・・最低ね?」
ミライ「どう?マーカー、原因が分かって?」
マーカー「う~ん、レーダー自体には何の問題もないようです。恐らくオペレーション・システムの問題でないかと・・・こんな時、女房役っていうのはどっしり構えてくれてた方が安心なんですよ!」
ミライ「わかったわ、マーカー・・・困ったわね。ブライト、今ここでジオンに見つかるとまずいわね?」
ブライト「ああ、オスカーの方はどうだ?人を使ってもいい。急がせろ!」
オスカー「ブライトさん、やはりオペレーション・システムのバージョンが古い事が問題のようです。」
ブライト「アップグレードはどうした?あれだけシステムは最新のものにしておけと言ったろ?」
オスカー「その件は胃薬に一任で・・・今確認します。」
・・・・・・・・・・
オスカー「どうやら『Vista』へのアップグレードキャンペーンの申請が未だなされていないようです。」
ブライト「何をやっているんだ!胃薬は・・・直ぐに手続きを済まして、後はヤツを独房にでも入れておけ。」
僕「ごめんね、みんな・・・でもなんか納得いかねぇなぁ。だってお前らみんな年下だろ?」
オスカー「ブライトさん・・・胃薬の暴れっぷり、ビデオに撮っておきます。」
ブライト「よし、許可する。」
別に年齢の事は気にしません。
ただ僕がホワイトベース(木馬)に乗ったら、相当年長の部類かと・・・
ただそれでも年下のあの不器用なブライトさんに、顎で使われるようになるのだなと・・・
何だかムカついてきた。
ミライさん!スレッガーさんから貰ったあの指輪はどうしたんですか?
言うけど、そんな重いもの普通に貰えないですよね?
話がおかしな方向に進んでますが、気になさらないでね。
『Windows Vista』出ましたね?
アップグレードキャンペーン対象品のPCを年末に購入したから、
「いよいよ僕も『Vista』ユーザだな・・・」
ってほくそえんでた訳ですよ。
ところが昨晩、何気なくニュースを見ていたら、そのOSのどこが悪いとかの酷評をやってるんです。
焦りました・・・
変な汗が出ました。
この新しい物好きの飽きっぽい僕としたことが・・・
すっかり申請を忘れてた。
ブラウン管(うちのテレビはしっかりブラウン管)の中で酷評をしている知識人をみて、どれだけ悔しかったか・・・
つか、『Mac OS 9』でもちっとも悔しくないのね・・・
いや、違うんだ。
僕は自分が大好きで、別に取り上げて人の事、書こうなんて思わないよ。
ただ、彼の打ち込んだそのパンチが後からジワジワと効いてきたんだよ。
どうしようもないんだ。
書きたくなくても、手が自然と動いちゃうんだ。
ごめんね・・・
けど僕が僕を好きな気持ちは変わらないから。
「相談したいことがあるんで、後で時間作ってもらえます?」
彼からの電話だった。
今日僕は仕事で福生まで行っていた。
本来、その得意先は西東京支店がみるのだが、相手の部長とは『ぬ~さ~』の仲なので、不覚にも呼び出されちゃったんです。
え?それを言うなら『つ~か~』だろうって?
いいぢゃん!一行位間違えたって・・・
まぁ、それで本来担当の彼を伴って行く事にしたんです。
去年から彼の離婚だなんだの相談に乗ってはいたが、別にリズムを刻む程ノッていたわけではなく、
「いいのか?僕なんかに相談して・・・」
などと言う勇気もなく、彼寄りのアドバイスをしてあげるだけだった。
仕事をさっさと終え、僕らはマクドナルドへ。
二人とも『ギザマック』を注文しようとしたが、年齢と二人のこれから話題を考慮して、フレンチフライとホットカフェにとどめておくことにした。
席に着くと同時に彼は言った。
「カミサンに裁判とか言われてるんすけど、冗談ですよね?」
非常に難しい質問ですね。
その冗談だと思っている根拠も不明だし、ましてやそのカミサンの力量が分からなければ判断し難い。
「俺、別居中に浮気しちゃったんすよ。けど家には来たけど未遂で終わったんです。」
うん、その裁判の根拠はそこにもあるね?
ただ僕は、根拠がなくても彼寄りだ。
彼は今寄ってたかって周りから戒められているだろう・・・
僕までそうしてしまったら、彼は潰れてしまうだろう。
彼が僕に求めているのは、的確なアドバイスではなく、考えられるだけの逃げ道なんだ。
「きっとあれだよ。いつになっても煮えきらないN君に対して、離婚調停でもネタにはっきりさせようとしてるんじゃない?慰謝料だなんだ言えば憶して戻ってくるとか思ってるんぢゃん。」
う~ん、我ながらいい加減だ!
「そうっすよね?でも浮気の事とかでツッコまれたらどうしましょう・・・」
多分ツッコまれると思うけど、
「そん時は未遂だ!言い張るしかないよね。大丈夫だよ!そんな世の中捨てたもんぢゃない。」
言っちゃった・・・ベタな一言を。
でもいいんだ。彼は言葉を求めるよりも発する場所を欲しているんだ。
「そうそう、最近俺ツイてないんすよ。」
いいよ!うん、僕だって珍しく人の話聞く気満々だ。
「駐禁切られるし、電車の中では喧嘩しちゃうし・・・」
・・・喧嘩しちゃうし、って、明らかに不可抗力ぢゃないよね?
駐禁にしたって自業自得ぢゃね?
でもいいよ!ツイてないのはそれだけぢゃないよね?
「それに・・・」
来たね?いいよ!何?何?
「こないだ、関東支店に頼まれたサンプルを送ったんですよ。ムシャクシャしてたし、ウケてくれたらいいな、って猪木の声が出るキーホルダー同封したんですよ。知ってます?胃薬さん、支店の爆弾騒動・・・あれ、俺なんすよ!」
ああ、何か部長が「馬鹿なヤツがいる」ってわめいてたな。
「冗談だって思いません?普通・・・それが、ビルの警備員が部長まで呼び出して『爆発物の恐れがありますので、この場で一緒に開けて下さい』とか言っちゃうんですよ!開けたら『元気ですか?』ですよ。」
・・・そりゃ、『元気があればなんでもできる!』ってそのキーホルダーも言いますよ。
けどこのご時世、そんなもの送りつける元気も勇気も僕にはありません。
駄目だ!
どうかしてる。
彼はステージが高すぎる。
到底僕は及ばない。
年が明けて一ヶ月近く経つ。
どうも仕事にリズムを見い出せず、ただダラダラと時間だけが過ぎて行っていた。
けど、そんな彼がいる会社にいられる事を誇りに思い、明日からは気合いを入れて頑張ろうと思う。
否、明後日から・・・
否、来週から・・・
はぁ~、久々に笑顔で笑えた。